「死にたい!」「消えてしまいたい…」
子どもたちの「自死・自殺が多い日」は、夏休み明けです。夏休み明けに最も自殺者が多くなっているほか、春休みやゴールデンウィーク等の連休等、学校の長期休業明け直後に自殺者が増える傾向にあります。
上述した自死・自殺をほのめかす言葉ですが、もしこのような場合には、「TALKの原則」というものがあります。
Tell:言葉に出して心配していることを伝える
例)「死にたいくらい辛いことがあるのね。あなたのことが心配だわ」
Ask:「死にたい」という気持ちについて、素直に尋ねる
例)「どんなときに死にたいと思ってしまうの?」
Listen:絶望的な気持ちを傾聴する
Keep safe:安全を確保する
一方、相談窓口もたくさんあります。誰でも秘密が守られ、相談できます。
それら相談窓口や気づきのポイント(最近こんなサインはありませんか?)などをまとめたパンフレット『気づいて!こころといのちのSOSサイン』を紹介します。
<内容>
1.自殺対策とは 2.山梨県の自殺の現状 3.自殺の危機要因について
4.ゲートキーパーの役割 5.気づき・声かけ・傾聴のポイント
6.電話・SNS等相談窓口について 7.山梨県いのちのセーフティネット相談窓口
8.山梨県内のこころの医療機関
パンフレット『気づいて!こころといのちのSOSサイン』→ こちら
※前半は山梨県総合教育センター相談支援センター、後半は山梨県立精神保健福祉センターの文章を参考にしました。