5月27日(月)2年生を対象に、人権擁護委員の皆様をお迎えして人権教室を開きました。
人権擁護委員は、人権擁護委員法に基づいて、人権に関する相談を受けたり、人権の考えを広めたりする活動をしており、各々がそれぞれ別の仕事をもってボランティアで活動している民間の方々です。
本時では「人権の歴史と今」や「人権擁護委員の役割」そして「身近にある人権問題」などについて話されました。
まず、マグナ=カルタからはじまり、第二次世界大戦後の国際社会における人権擁護まで、人権の歴史について話されました。
「人権を侵害する言葉を言ってしまったことはありますか?」「自分の人権を大切にしていますか?」 こう問いかけた委員さんは、「自分の長所と短所を頭に思い浮かべてください」と続けます。
そして、自分は優柔不断だと思う人は慎重に考える思慮深い人、自分のことをは飽きっぽいと思う人は色々なことに興味がある切り替えの早い人、そしていい加減な性格だと思う人はおおらかな性格の人など、短所も裏返すと長所であり、自分は長所をたくさん持っている人間であること、人権を大切にするには自分の長所をたくさん知って欲しいと訴えます。
「自分の人権を大切にすることは人の人権を大切にすることにつながる」
人権について思う・考えるきっかけとなった集会でした。
本校では、4月に情報モラル教室(1年)を開きました。今回の人権教室を含め、今後も外部から講師の先生をお招きして、様々な教室を開催していきたいと考えます。
◎参考
・4/13 情報モラル教室