学校生活

7/1 平和について考える週間

 「たなばた空襲」
 そう呼ばれる甲府空襲は、今から79年前の1945年(昭和20年)7月6日深夜から7月7日
にかけての出来事でした。アメリカ軍B-29爆撃機による爆撃により、甲府市内は火の海と
なり、市街地の70%以上もが焼き尽くされました。負傷者は1,239名、被害戸数118,094
戸でした。  (1974年(昭和49年)7月に行われた調査では、死者は1,127名とされて
います。)
 
 ロックバンド「THE BOOM」のボーカリストを務めたミュージシャンの宮沢和史さん(甲府
市出身)は新聞記事の中でこう語っています。
 「歌詞(HP文責者注:『島唄』)には二つの意味を込めた。一つは男女の出会いと別れ。も
う一つは沖縄戦。(略)サビの前で描いたのは、愛し合った二人が、沖縄方言でウージと呼ば
れるサトウキビ畑の地下壕で自決する姿。悲劇の背景に本土の軍国主義があったことを考える
と、このくだりい琉球音階は使えなかった。西洋音階に切り替え、三線を使うのもやめた。」
 
 本校では、今日7月1日(月)から9日(火)までを「平和について考える週間」とし、
読み物資料を読んだり戦争に関する資料を展示したり、そして放送集会を行うことによって
平和について考える取組を行います。