北陽祭に向けた放課後の取組時間に「部門の時間」があります。それぞれ割り振られた活動 場所と部門(北陽祭運営・準備の係)の予定で活動しています。 体育部門の用具係は、体育館で役割分担を決めていました。誰がどの競技の準備をするのか、 1つ1つ確認していきます。3年生のある男子は、どうして体育部門員になったのかという質問に 対してこう答えました。「3年間同じ部門員をやりたかった。用具は準備に時間がかかるから、 素早く準備して最後の北陽祭に貢献したかった」と。口数は少なくても内に秘めた思いは熱い、 そしてその熱い思いを行動で示す、そんな意気込みを感じました。 次は展示部門です。各学級から集まったシンボルアートをつなぎ合わせていきます。 〇関連:9/6 学年・学級の時間 「この2年間、全校制作が披露されたときは感動した。だから今年もやりたいと思った」「ど んな絵になるのか早く知りたいです」実は完成図(デザイン)は部門員にもまだ知らされていま せん。全校生徒が関わった720枚もの紙が1枚に合わさるとどうなるのか、開祭式が楽しみです。 さて、何を考えながら作業しているのかをきいたらこう話してくれました。「無の境地です」 無の境地ではさみを動かす女子生徒でした。 最後は学級旗部門です。 「ブロックテーマは『燃勝』 燃焼の『焼』を『勝』にかけて、酸素と物質(きのこ)が 合体して燃焼している様をデザインしました。工夫したところはグラデーションをつけて、 黄金比を意識したところです」「『シャインマスカット』が学級の目標なので、それをデザイ ン化しました。鳥の羽ばたきをクラスの今後の活躍・羽ばたきに例えました。明るい色から濃 い色までまんべんなく使って原画と同じようになるように塗っています」 学級に対する思いが旗となった学級旗、この旗の下、各クラスが協力・団結していくことに なるでしょう。 北陽祭まで残り1週間となりました。