本校では、1校時が始まる前の20分間を「自主活動」の時間として、学年や学級の取組を行っています。1週間のうち、水曜日が「体力つくり」の日で、準備体操と短縄・長縄・マラソンを季節や学校行事に応じて行っています。
体力つくりが始まったのは昭和48年で、今なお続く伝統かつ特徴ある取組と言えます。
さて、上述した準備体操がその名も「北中体操」です。
何と、40年も前に作られた本校オリジナルの体操です。
この北中体操を考えた先生が現在本校に勤務しています。
Q:北中体操がうまれるきっかけは? 40年前くらいのこと、当時は火・木・土の週3日(注:週休五日制前、当時は土曜日も学校がありました)体力つくりを行っていました。その頃はラジオ体操と短縄またはマラソンで、生徒数が多かったため、縄跳びのグループと緑が丘陸上競技場へ走るグループの2グループに分かれて行っていました。
当時の体育主任から、「もっと子どもが楽しくできるような体操を考えなさい」と言われて考えたのが、今の北中体操です。
Q:どんなことを考えましたか?
とにかく楽しく。音楽に合わせて楽しくできる準備体操という思いでした。音楽は何にしたらいいか、ノリのいい音楽を選びました。
Q:先生の考えた北中体操が今も行われていることについて、どうですか?
3回目の北中勤務で、今年度からお世話になっています。(まだ続いているんだ)とにかくびっくり!そしてうれしい気持ちです。北陽祭(注:本校の学園祭のこと)では、3年生が北中体操を題材にした学年発表を行いましたが、北中体操が受け継がれていることについて、うれしく思います。
関連ページ:9/23 「第63回北陽祭を開祭します」
これまでは全校で取り組んでいた体力つくりですが、3学期からは1・2年生で行っています。現在は、北中体操の後は10分間のマラソンに取り組んでいます。
※写真6枚はR5年5月からR6年1月にかけて撮影したもの。
上段が北中体操、中段が短縄と長縄、下段がマラソン。