北陽祭に向けた放課後の取組時間に「部門の時間」があります。それぞれ割り振られた活動場所と部門(北陽祭運営・準備の係)の予定で活動しています。
体育部門の用具係は、体育館で役割分担を決めていました。誰がどの競技の準備をするのか、1つ1つ確認していきます。3年生のある男子は、どうして体育部門員になったのかという質問に対してこう答えました。「3年間同じ部門員をやりたかった。用具は準備に時間がかかるから、素早く準備して最後の北陽祭に貢献したかった」と。口数は少なくても内に秘めた思いは熱い、そしてその熱い思いを行動で示す、そんな意気込みを感じました。
次は展示部門です。各学級から集まったシンボルアートをつなぎ合わせていきます。
〇関連:9/6 学年・学級の時間
「この2年間、全校制作が披露されたときは感動した。だから今年もやりたいと思った」「どんな絵になるのか早く知りたいです」実は完成図(デザイン)は部門員にもまだ知らされていません。全校生徒が関わった720枚もの紙が1枚に合わさるとどうなるのか、開祭式が楽しみです。
さて、何を考えながら作業しているのかをきいたらこう話してくれました。「無の境地です」 無の境地ではさみを動かす女子生徒でした。