2年生国語では、「[討論]立場を尊重して話し合おう」の単元の授業です。
議題は「日本は中学校高等学校の部活動制度を廃止すべきである。是か非か。」
学級を賛成、反対の2つに分け、それぞれが資料を収集しながら相手を説得させるだけの論(文章)を考えます。反論やそれに対する返答を経て、本時は討論会。司会は教員が務めました。
途中、相手の根拠(資料)について調べたり、新しい根拠(資料)を求めたりするため、クロームブックを開く者も。また、「議論するときは新しいデータの方がいいのですか」と質問する者や「あー、楽しかった」と思わずつぶやく者も。 50分が短く感じた討論会でした。
一方、3年生社会科は裁判員裁判の授業です。本時は「さるかに合戦」の裁判に裁判員として参加し、判決を考えるというものです。ICTを活用して動画や裁判の図式を提示する中で、生徒が考えるべきことを整理するなど、生徒が考えやすい環境を作って進めます。題材は違えども、2年国語科と同じく、こちらも根拠を明確にして自分の考えをまとめることが大切です。1人1人の考えが異なった場合、グループではどうまとめるのか(判決を出すのか)、グループごとに意見を交わしました。そしてグループの発表。被告人の猿は死刑か否(無期懲役)か、それぞれが根拠を示して、判決を出しました。
その結果は・・・。