2年数学は「平行線と合同」、本時は「∠x(角エックス)の大きさを求め」る方法です。ポイントは補助線、補助線の引き方によって考え方(求めるアプローチ)が違ってきます。
「平行線」「延長戦」「垂線」から「同位角」「錯角」「内角の和」「多角形内角の和」「対頂角」まで、生徒の発言を拾いながらこれまでの復習を、そして続けてシミュレーション動画を使って「凹四角形(矢じり形)」を確認、「∠x(角エックス)」を求めていきます。
※写真は11月15日(水)撮影
手製のパネルやシミュレーション動画そしてジャムボードなど、紙と鉛筆とICTを使って、目標に迫っていきます。そして最後は文字式に。
「∠x(角エックス)=a°(a度)+b°(b度)+c°(C度)」 文字式に表すことによって法則が見事に誕生しました。
一方、こちらは3年数学、およそ2500年前、タレス(人物)は「ピラミッドの高さは?」という王の問いに対し、今で言う相似を用いて高さを求めました。
では、教室の(天井までの)高さはを相似を用いて求められないか? 本時の問いです。
使うものは鏡そして教室のタイルは1辺30cmというもの。各グループがどう考えたらいいのか、意見を出し合っていきます。
「2つの三角形は同じなの?」「わざわざ合同にしなくてもいいよね」「この位置関係を横から見て図にしてごらん」
先生は各グループを巡回しながら声をかけ支援していきます。
さて、その結果は?
何となく、でなく計算によって相似を用いて求めることができたでしょうか。机に座ってでなく、机を離れて数学について考えた50分でした。