11月1日(水)合唱祭がYCC県民文化ホールで行われました。感染症の拡大によって2年生は学年閉鎖となり1年生と3年生による合唱祭でしたが、学年合唱、クラス合唱、そしてPTA合唱やアトラクション(フェール弦楽四重奏団)の演奏を行いました。
林間学校(6月)のキャンドルサービスでは各クラスごとに校歌を発表した1年生ですが、4か月前とは全く違って、きれいな声質で「聴かせる」歌声となっていました。
3年生は学年合唱「春に」と「エール」を発表した後、クラス合唱を発表しました。100人以上の学年から35人前後のクラスへ人数がかわっても、演奏の素晴らしさはかわりません。
「3年間の集大成として、そして北中の合唱文化を引き継ぎ伝えるためにふさわしい曲目は何か」選曲した理由はクラスそれぞれですが、合唱に対する思いと学年・学級に対する思いは同じです。
3年生の深みのある、響きのある歌声がホールいっぱいに響き渡りました。
そして最後はフェール弦楽四重奏団の演奏の下、校歌(3年生のみ)と「ケサラ」を歌いました。
講師の先生から、本校の良い点として「発声がすばらしい(声づくり)」ことと「曲に想いを込めて伝えようとする姿」を、また課題点として「(素晴らしい域まで達しているが)歌詞の歌い方を工夫する」というお言葉をいただきました。
生徒の感想発表では「本番では一体感を出せて成功することができて良かったです」「3年生の合唱を聴いて、こういう合唱を歌えるようになりたいと思いました」「(合唱をとおして)1年生のときのダメな自分の殻を破り、クラスの中心として活動することができました」という言葉がありました。
「今日の歌声が北中の良き伝統として受け継がれていくとともに、会場にいる人を魅了させる」
合唱祭でした。