万寿森古墳(まんじゅもりこふん、※1)。
6世紀(※2)中頃につくられた横穴式石室をもつ甲府市指定史跡の円墳です。
その万寿森古墳の前にはビオラの花が・・・。
本校が万寿森自治会にお贈りしたビオラです。本校通学路を清掃していただいた方々へのお礼としてお贈りしたわけですが、万寿森自治会はそのビオラをプランターに植え付け、古墳の入口に置いて地域の方々にお披露目し、環境整備・美化として活用することにしたそうです。
めっきり冷え込むようになった今日この頃ですが、万寿森古墳までお散歩に出かけてみませんか? 加牟塚古墳(甲府市千塚)と並んで本県の後期古墳を代表する万寿森古墳、本古墳は周囲を柵に囲まれていないため、間近に見ることができます。およそ1480年前の古墳と2023年現在のビオラの、時空を超えたコラボレーションです。
万寿森自治会だより → 「万寿森自治会だより」(万寿森自治会環境部発行)
※1 湯村3丁目の北公民館の北東およそ200mに位置する。
大きさ:東西約31m、南北約38m、高さ約5m。入口は1.9m。内部の死者を葬った石室は
奥行14m、幅1.6~2.4m、高さ2.6~3.3m。
内部の壁面は湯村山にあるアンザン岩の自然石を積んで作っている。
(2021年『わがまち北新』より引用、一部本校HP担当が加筆)
※2 6世紀・・・(西暦)501~600年